
立ち上がる際の負担が実は大きい
ローソファーのデメリットとして、一度腰かけると楽に立ち上がる事が難しい、という点があります。一般的なソファーに比べて家具の背丈が低く、腰かける際の負担は小さめです。その反面、背丈が低い分、立ち上がる際は踏ん張る力が通常のソファーに比べて多く必要となります。年齢と体力に自信がある方々ならローソファーでも特に負担を感じません。ただ年配の方や体にハンディキャップを抱えている方々にとって、実は一見楽そうに見えるローソファーの方が身体的な負担が掛かりやすい難点があります。他にもケガで足腰を痛めている方にとっても、ローソファーは使いづらい家具であり、リビングに設置する際はその点をよく考えた上で置き場所や使い方をよく検討したいところです。
ワーキングスペースの家具には若干不向き
ローソファーは一般的なソファーに比べて立ち上がりにくく、何か作業をしながら腰かけるのにはやや不向きな家具です。ローソファーとローテーブルを組み合わせて、ちょっとした作業場を作ってそこでリモートワークをしたり、パソコンで調べ物をしながら資料作成をする等、ワーキングスペースの家具としては少々採用し難いかもしれません。一旦腰かけると立ち上がる際に労力が掛かり、目の前のローテーブルと行ったり来たりする使い方をすると足腰に負担が増えます。ただし、あくまでリラックス用に使うなら問題がない家具ですので、リビングでごろごろしながら映画鑑賞をしたい、寛ぎながら読書をしたりスマホで遊びたい等、こういった目的で設置するならローソファーのデメリットは生じません。
和室でソファーを置く場合、ソファーの座面が低いものを選ぶことが大事です。座面が高いものを選ぶと、畳とソファーが調和せずにちぐはぐな印象になるからです。